CALL


CD制作が一つの区切りを迎えました。純粋に嬉しい気持ちと、まだ受け取ってもらっていないから不安な気持ちと、一生なくならないんだろうけれど喜怒哀楽が秒単位で切り替わるような感情で溢れています。

『現状をテープに残すから、レコーディングなんだよ』

恩師というか、なんというかわからないけれど、尊敬する人の言葉が、このCDを作る後押しをしてくれたと思います。曲や歌詞もそうだけれど、作成期間や録っていた時、何を観て、何を聴いていたか、何を感じて、何を信じようとしていたのか、全ての情報が入っていたのかなと今になって思います。人間らしいかなと。

EPのタイトルは『CALL』としました。呼んでいるのか、呼ばれているのか、呼ばれたいのか、呼ばれたくないのか。振り向いたり、後押しされたり、声にならない声に引っ張られているんだなと。確かに存在していたんだよという、感情だったり、思い出だったり、感謝の気持ちが先行していたかなと思います。確かに存在していたんだよと。この文見るだけで、何かもう、現れてますよね。頭の中。

『還る場所に立って 買える物はなくて 換える物 もう無いのさ』“LOST”

『薄れゆく記憶にしたがって 何処へでも 何処までも 行こうじゃないか』“魂のゆくえ”

『奪って 壊して 腐った 成れの果て』“成れの果て”

今回収録される曲の、歌詞の一部です。全ての歌詞において、書けて良かったと思っています。独立して作っていたのに、最後には同じ場所に向かっていました。この四曲を選んで良かったです。関わって下さった全ての方々に感謝を。いつも優しくして下さる方々に感謝を。大好きなバンドの方々に感謝を。そんな、感謝を込めて。

『誇りなんてさらさらねえが 誇るものは沢山なんだ その全てと先の未来へ』“CALL”

2015.05.27 Release
new 2nd EP 『CALL』
定価 ¥750 + 消費税 / BMP-1017
※収録曲は、全4曲です。

ジャケットも本日解禁され、全国のCDショップでも予約が開始されました。知人の方々にこんな奴がいるよと伝えて頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。では、また。

大須賀拓哉